JEFF BECK GROUP and BB&A
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TRUTH[1968] EMI ヤードバーズ脱退後、幾度もメンバーを入れ替えシングルを発表してきた末、 ロン・ウッドをベースにしロッドのヴォーカルをフィーチャーした第1期ジェフベックグループの記念すべき デビューアルバム。ロッドのヴォーカルも開花しヘヴィーな ブルースロックを展開しており、第1期のファンは意外に多い。
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COSA NOSTRA BECK-OLA [1969] EMI 前作トゥルースの翌年に発表したセカンド。その間にアメリカツアーを3度行っているが、そこでもメンバーは入れ替わりを見せて おり最終的にはドラマーを変更した形でレコーディングに臨んでいます。アルバムタイトルは当初"COSA NOSTRA"とされていたが、 クレームがつき変更になっています。 本作発表後、メンバー間の不協和音は最大に達し、同年のウッドストック出演前日にバンドを解散させたのは有名な話。 グループの状態はさておき、ウッドストックという今日においても語り継がれる、歴史的イベントの映像に記録されなかったことは 非常に残念です(ベックは人々の記憶に残したくなかったと語っています)。
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ROUGH AND READY [1971] Epic 事故によりBB&A構想が消えた中で結成された第2期ジェフ・ベック・グループ。兄弟のようなコージー・パウエルや、 以降のベックサウンドに欠かせない存在の、名手マックス・ミドルトンとの出会いによりレコーディングされたアルバムは、 新人ボブ・テンチのヴォーカルをメインに、パワフルでソウルフルなサウンドを展開しています。しかしジャケットの面々・・・ 結構怖いです。
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JEFF BECK GROUP [1972] Epic 通称「オレンジ」と呼ばれている通算4枚目に当たるこのアルバムは、ファンク色の強い第2期ジェフベックグループ でのセカンド。9曲中4曲がB・ディランやS・ワンダーなどのカバーですがオリジナルを含めアルバムとしての出来は かなり高く、私の中では「BLOW BY BLOW」に次ぐ傑作となっています。特にアルバム後半は一気に聞かせてくれます。
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BECK,BOGART & APPICE [1973] Epic 1969年、水面下で動いていたBB&A計画はベックの事故により不発に終わったが、それから3年の月日を経てようやく念願が叶い 発表された、ロック史上最高の3ピースの唯一のアルバム。ティムとカーマインによる分厚いリズムに鋭いベックのギターを絡ませた サウンドは、他を圧倒するものではあるが、 実際にライブでこそ本領を発揮したであろうグループだけに、ヴォーカルが辛いのは否めません。 しかし無理な願いではあるが、再結成ライブを観てみたいものです。(お蔵入りのセカンドもオフィシャル盤を期待します)
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BECK BOGART & APPICE LIVE [1973] Epic 1973年5月18&19日に行われたBBAの大阪厚生年金会館でのライヴを日本でのみリリース。はっきり言って音は悪いです。 そのせいかどうか、アルバム制作に厳しいベックからなかなかリリースの許可を取ることができなかったのは 有名な話です。演奏自体は3ピースとしては十分にパワフルで、25年も前の演奏なので細かいことは抜きにして、 実際にステージを見ていたら感動していたでしょう。
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